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「大麻グミ」販売会社社長「違法ではなく今後も販売を継続」…体調不良者には「遺憾だ」 - 読売新聞オンライン

 大麻に似た成分が含まれたとみられるグミを食べ、体調不良を訴える人が相次いでいる問題を受け、武見厚生労働相は17日の閣議後記者会見で、「鑑定で薬物が特定されれば、速やかに指定薬物に指定し、所持や使用、流通の禁止を検討する」と述べた。グミを製造・販売する大阪市北区の食品製造販売会社「WWE」の松本大輔社長(39)は17日、大阪市内で報道陣の取材に応じ、「違法ではなく、今後も継続して販売する」と述べた。

 松本社長によると、商品は今年4月以降、「高揚感やリラックス効果が得られる」として、インターネットや店舗で販売。HHCHは国内の輸入業者から購入し、グミは自社工場で製造している。販売実績は「順調に伸びている」とし、流通量には言及しなかった。

 松本社長は、同社のグミで体調不良者が出ていることに対し、「遺憾だ。用法・用量を間違っているのだろう」と述べた。厚生労働省がHHCHの規制を検討していることについては、別の成分を使った危険な商品が出てくる可能性があるとし、「規制の危険性を理解していない」と持論を展開した。

 大阪府内では1月以降、男女十数人がグミを食べて吐き気などを訴え、救急搬送された。このうち20歳代の男性4人は同社製グミを食べたことがわかっている。東京都内でも今月4日、同社製のグミを食べた男女5人が搬送されている。

 大麻関連製品を巡っては、大麻草の花や葉に含まれ、幻覚作用などを引き起こす違法成分「THC(テトラヒドロカンナビノール)」の化学構造に似た成分を含んだグミやたばこなどが、ネットで流通。厚労省は危険が確認された成分について医薬品医療機器法上の規制薬物に指定しているが、規制のたびに構造を少し変えた新しい成分の商品が出回る「いたちごっこ」の状況が続いている。

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2023-11-17 13:59:00Z
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