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任天堂株が20年12月以来の日中上昇率-決算・ゼルダ実写化を発表 - ブルームバーグ

任天堂株が8日の取引で一時6.5%高の6798円まで上昇し、2020年12月17日以来の日中上昇率を記録した。同社は今期営業利益予想を4500億円から5000億円に上方修正すると7日発表した。

  また、今期の家庭用ゲーム機「スイッチ」の販売計画については、ハードを従来予想の1500万台に据え置いた一方で、1億8000万本としていたソフトを1億8500万本に引き上げた。

  ジェフリーズ証券のアナリスト、アツール・ゴヤール氏は英文リポートで、年末商戦を控えているため、修正後の会社計画も上回る可能性が高いと指摘した。同氏は、「ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム」がさらに販売を伸ばし、スイッチハードの今期販売計画の1500万台を達成する勢いだと記した。

  古川俊太郎社長は決算会見で、スイッチハードの今期目標について「1500万台は大きな目標」との認識を示し、今後の年末商戦に向けて「どの程度、買い替え、買い増しの需要、新規需要を実際の購入につなげていけるかが非常に重要」だと述べた。

新規材料

  同社は8日早朝、人気ゲームシリーズ「ゼルダの伝説」を扱った実写映画の企画開発を開始したと発表した。映画制作は同社とアラッド・プロダクションズが行う。同社が制作費の50%以上を出資し、全世界配給と共同出資はソニーグループ傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメントが行う。

  今年4月に公開した映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は世界的なヒットとなり、4-9月期のモバイル・IP関連収入の売上高は前年同期比2.3倍の550億円となった。

  同社は、収益源を多様化するため、知的財産(IP)を生かしてゲームになじみのない層との接点を広げている。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)での展開やグッズ販売などを行う直営店もその一環だ。キャラクターを売り出すことで中核事業であるゲーム専用機・ソフト販売を強化する狙いもある。

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(背景など詳細を追記しました)

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2023-11-08 00:36:24Z
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