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今日の株式見通し=反落、米株大幅安・円高を嫌気し売り先行 - ロイター (Reuters.co.jp)

[東京 25日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反落となりそうだ。世界景気の減速懸念が再燃し、前週末の米国株が大幅安、為替は円高に振れるなど外部環境が悪化したことで、幅広く売りが先行するとみられる。一方、3月末の権利付最終売買日をあすに控え、下値では買いが入りやすい。2万1000円は抵抗線として意識されそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1100円─2万1500円。

22日の米国株市場は、主要3指数の下落率が1月3日以来の大きさとなった。米欧の製造業指標が弱く、米国の長短金利が逆転し、世界景気低迷への不安が強まった。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万0985円。大阪取引所の夜間終値は2万0970円まで下げた。3月末の配当権利落ち分が市場試算で約180円であることを考慮しても朝方は大幅安でのスタートが予想される。

ユーロ圏と米国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が軟調だったことで世界経済の鈍化懸念が再燃した。週明けの東京市場では景気敏感セクターや金融株を中心に売りが先行するとみられる。市場では「米連邦準備理事会(FRB)が経済の先行きに慎重姿勢を示したことで、米国市場では債券買い/株売りのポジションを取らざるを得ない状況になった。今後1―2カ月の経済指標を確認するまで積極的に動きにくい」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資ストラテジストの三浦誠一氏)との声が出ていた。

日経平均は節目の2万1000円が抵抗線として意識される。売り一巡後はあすの配当権利付最終売買日に伴う先物買いの思惑や、日銀によるETF(上場投信)買いの期待などで下げ渋る可能性もある。

主なスケジュールは、東証マザーズ市場にgooddaysホールディングス(4437.T)が新規上場する。海外では3月独IFO業況指数、2月米シカゴ連銀全米活動指数などが発表される。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      21627.34 24448.07 18948.58

+18.42 2018年10月2日 2018年12月26日

シカゴ日経平均先物6月限 20985(円建て)

*内容を追加しました。

河口浩一

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https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-outlook-idJPKCN1R50XR

2019-03-24 23:00:00Z
52781630555252

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