26日のニューヨーク外国為替市場では、ドルがユーロや円などに対し上昇。ブルームバーグのドル指数は上昇した。この日はリスク選好度が改善。住宅市場と消費者信頼感に関する米指標が予想より弱かったにもかかわらず、米国債利回りが上昇した。英国の欧州連合(EU)離脱に関して前向きな見通しが強まる中、ポンドは小高い。
- ニューヨーク時間午後1時23分現在、ブルームバーグのドル・スポット指数は前日比0.2%上昇。前日の下落分を取り戻した
- 米国株が買われ、10年債利回りが3営業日ぶりに上昇する中、ドル・スポット指数はニューヨーク時間午前に日中高値に
- ドルは主要10通貨に対してまちまち
- 米指標では、1月の20都市住宅価格指数が前年比3.6%上昇、3月の消費者信頼感指数が124.1への低下で、いずれもエコノミスト予想に届かず
- ドルは円に対し0.5%高の1ドル=110円54銭
- ドルは一時0.7%高、110円69銭まで上げる場面があった
- 円のパフォーマンスは主要通貨の中で最悪。ただ、20都市住宅価格指数が2012年後半以来の小幅な伸びにとどまったことを背景に、円の下げ幅は縮小した
- ポンドは対ドルで0.1%高の1ポンド=1.3208ドル
- EU離脱推進派のジェイコブ・リースモッグ議員がメイ英首相の離脱協定案を支持する考えを示唆したことを受け、ポンドは上昇に転じた
- ユーロはドルに対し0.3%安の1ユーロ=1.1280ドル。広範なドル買い、また対ポンドでのユーロ売りを背景に、日中安値近辺での取引に
原題:Dollar Gains Amid Rebound in Global Equities: Inside G-10(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-26/POZJJ9SYF01U01
2019-03-26 19:08:00Z
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