18日の米株式相場は続伸。主要中央銀行の政策決定会合や、地政学的な情勢、経済指標など注目材料が豊富な週を迎え、買いが続いた。米国債はもみ合いの末に小幅安。
|
前週に2.9%上昇したS&P500種株価指数は2営業日続伸し、5カ月ぶり高値を付けた。原油高を背景にエネルギー関連株が上昇したほか、金融や消費者関連株も上げた。ダウ工業株30種平均はボーイングの下落が上値を抑制したが、プラス圏は確保した。短期間に2回の墜落事故を起こした「737MAX」の設計承認を米運輸省が調査しているとの報道で、ボーイングの株価は下落した。
S&P500種株価指数は前週末比0.4%高の2832.94。ダウ平均は65.23ドル(0.3%)上げて25914.10ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.60%。
ニューヨーク原油先物相場は反発。今年の高値で引けた。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟主要国で構成する「OPECプラス」は、減産を当面続ける方針を確認した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は57セント(1%)高の1バレル=59.09ドル。ロンドンICEの北海ブレント5月限は38セント上げて67.54ドル。
ニューヨーク金スポット価格は小反落。ドル指数が下げ幅を縮小する中、金は一時の0.3%高から下げに転じた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.40ドル(0.1%)安の1オンス=1301.50ドルで終了。
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)やイングランド銀行(英中央銀行)の政策会合が開かれ、金融政策の先行きについて手掛かりを得られる可能性が注目されている。
米国債は売買が活発だった一方、値動きは小幅にとどまった。長期物が比較的しっかりした動きとなる中、5年債と30年債の利回り差は縮小、イールドカーブがフラット化した。
原題:U.S. Equities’ Momentum Carries Into Fed Week: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Flatten as Stocks Advance; Futures Volumes Slump
Oil Hits 2019 High as OPEC+ Re-Commits to Cuts in the Near Term
Gold Erases Gain, Trades Little Changed, as Dollar Pares Losses
(第6段落以降を追加。更新前の記事はボーイングの報道について訂正済みです.)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-18/POKWYZSYF01U01
2019-03-18 20:57:00Z
CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMTktMDMtMTgvUE9LV1laU1lGMDFVMDHSAQA
Bagikan Berita Ini
0 Response to "米国株が5カ月ぶり高値、注目材料控え - ブルームバーグ"
Post a Comment