「着るだけで筋肉がつく」などとうたうシャツに、消費者庁が“待った”。
都内にあるスポーツジム「CALADA LAB.」。
「CALADA LAB.」の比喜一雄代表は、「(どこを鍛えているんですか?)胸と腕の後ろ側の筋トレをしています。(どれくらいの重さ?)これは35kgのラストの追い込みです」と話した。
たくましい上腕二頭筋に、大きく盛り上がった大胸筋。
「憧れのマッチョなボディーに簡単に生まれ変われる」。
そんな効果をうたったある商品の販売会社に、22日、消費者庁が「待った」をかけた。
その商品が、通販サイトなどを中心に販売されている「加圧シャツ」。
一般的なTシャツと比べて締め付けが強く、加圧による筋肉増強効果やダイエット効果がうたわれていて、中には、およそ20億円以上売り上げた会社もあるという。
しかし、消費者庁は今回、表示の裏付けとなる合理的な根拠は認められず、“着るだけで筋肉がつくことはない”などとして、加圧シャツを扱う9社に対し、景品表示法違反に基づく再発防止の措置命令を行った。
都内でジムを経営する筋肉のスペシャリスト、「CALADA LAB.」の比喜代表は、「上がらないとか苦しいとか、もうダメだっていうのが、きくための合図。それを積み重ねないと筋肉は育たない。定期的に筋肉を使ってあげて、それを修復するときに太くなる。それが行えないと筋肉はつかない。筋肉は努力の積み重ね。“筋肉は1日にしてならず”というのが言える」と話した。
消費者庁は、加圧シャツの購入について、「消費者側も一度立ち止まって考えたり、周りに相談してほしい」と、注意を呼びかけている。
https://www.fnn.jp/posts/00414724CX
2019-03-22 08:45:00Z
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