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SL人吉ラストラン、乗客「最後と思うと涙出た」…沿線には看板「いつかまたあいましょう!」 - 読売新聞オンライン

 九州唯一の蒸気機関車(SL)が 牽引けんいん する観光列車「SL人吉」が23日、老朽化のため、営業運転を終えた。最終日はJR鹿児島線の熊本―博多駅間を特別運行し、停車駅や沿線では、ラストランを見ようと訪れた多くの鉄道ファンらが別れを惜しんだ。

 列車は同日朝、熊本駅を出発。到着した博多駅での式典で鐘ヶ江理恵駅長が出発の合図をすると、SL人吉は黒煙を上げて走り始めた。乗車した熊本県玉名市の会社員(60)は「(車窓越しに)沿線住民と触れ合えるのが魅力だった」と話した。

 沿線には「いつかまたあいましょう!」などと書かれた看板が設置され、住民らが手を振って見送った。終着の熊本駅でも多くの人に出迎えられ、乗車した熊本市の高校2年生(17)は「最後だと思うと涙が出た。長い間お疲れさまでした」とねぎらった。

 SL人吉は2009年に熊本―人吉駅間で運行を開始。20年7月の九州豪雨で同区間の一部が被災したため、翌年から鳥栖―熊本駅間を走った。蒸気機関車が1922年製と古く、修理が難しくなったことなどから引退が決まった。

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2024-03-24 01:07:00Z
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