要因は、アメリカでの株価の下落と円高の進行です。
先週末のニューヨーク市場では株価の上昇をけん引してきたハイテク関連の銘柄が大きく下落し、これを受けて、東京市場でも半導体関連の銘柄で売り注文が膨らみました。
さらに日米の金融政策の先行きをめぐる思惑から、1ドル=146円台後半まで円高が進み、自動車、電機などの輸出関連の銘柄が大きく値下がり。
下げ幅は一時、1200円に迫りました。
日経平均株価は年明けから急ピッチで上昇を続けてきましたが、一部の市場関係者からは過熱感を指摘する声も出ています。
今回の株価の急落は、一時的なものなのか。
投資家は先行きを判断する材料として、13日に集中回答日を迎える春闘で高い賃上げ率が確認できるかや、日銀がいつ金融政策の転換に踏み切るかを注視しています。
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2024-03-11 07:03:15Z
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