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日経平均は反発、バブル後高値更新 ハイテク株高がけん引 - ロイター (Reuters Japan)

日経平均は反発、バブル後高値更新 ハイテク株高がけん引

 2月15日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比454円62銭高の3万8157円94銭と、反発して取引を終えた。写真は2020年10月、東証で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比454円62銭高の3万8157円94銭と、反発して取引を終えた。前日の米市場でのハイテク株高を好感する形で半導体関連株などが買われ、指数を押し上げた。日経平均の上げ幅は一時480円を超え、1990年1月以来の高水準となり、バブル後高値を更新した。

日経平均は前営業日比314円高としっかりでスタートし、その後も上げ幅を広げた。買い一巡後は高値圏で一進一退の展開となったが、後場終盤に再び上昇基調が強まり、3万8188円74銭まで上昇。指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株の上昇が相場を支えた。ただ、プライム市場では値上がり銘柄数が3割にとどまり、相場全体に買いが広がる動きはみられなかった。

市場では「3万8000円を超えると利益確定が出るとみていたが、意外と底堅い」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。ハイテク株主導での株高は今後も続くとの見方が出ており、SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏は「ハイテク企業の決算をみるとAI(人工知能)需要の追い風が強く、業績の裏付けがある中での株高となっている。上昇スピードは速いが、値動き自体に違和感はない」と話した。

日経平均が3万8000円台で値固めとなれば、次の上値としては史上最高値(3万8915円87銭)が意識される。「来週予定されている米エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの決算への関心が非常に高く、内容が良ければ高値トライとなる可能性もあるだろう」(山口氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.28%高の2591.85ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆4919億6100万円だった。東証プライム市場指数は前営業日比0.28%高の1333.89ポイントだった。東証33業種では、保険、機械、石油・石炭製品など16業種が値上がり。一方、鉱業、パルプ・紙、繊維など16業種は値下がり。サービスは変わらずだった。

個別では、東京エレクトロン(8035.T), opens new tab、ファーストリテイリング(9983.T), opens new tab、ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabが堅調で、3銘柄で日経平均を326円ほど押し上げた。アドバンテスト(6857.T), opens new tab、信越化学工業(4063.T), opens new tabも堅調。一方、前日に決算発表を行ったソニーグループ(6758.T), opens new tabは6%安と軟調。バンダイナムコホールディングス(7832.T), opens new tabは15%超安と、大幅下落した。

プライム市場の騰落数は、値上がり505銘柄(30%)に対し、値下がりが1106銘柄(66%)、変わらずが46銘柄(2%)だった。

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2024-02-15 07:19:08Z
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