2日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの先月の雇用統計を受けて円安が進み、円相場は一時、1ドル=148円台まで値下がりしました。
アメリカの先月の雇用統計で就業者数や平均時給の伸びが市場予想を上回ったことで労働市場は堅調との受け止めが広がり、早い時期に利下げが行われるとの見方が後退してアメリカの長期金利が上昇しました。
このため、日米の金利差の拡大が意識されて円を売ってドルを買う動きが強まりました。
市場関係者は「このところ労働市場のひっ迫が緩む傾向にあるとの見方が出ていただけに、就業者数や平均時給の伸びが投資家の間で驚きをもって受け止められた。FRB=連邦準備制度理事会が利下げに転じる時期は想定されていたよりも遅いのではないかとの見方が広がりつつある」と話しています。
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2024-02-02 16:22:09Z
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