ことしの春闘で、ホンダの労働組合は
▽ベースアップと定期昇給の相当分を合わせた総額で月額2万円の賃上げを要求したほか
▽一時金については、月給の7.1か月分を要求していました。
これに対し会社は21日の2回目の労使交渉で、物価上昇などの課題の認識が一致しているとして、組合の要求どおり満額回答しました。
月額2万円の賃上げは、1989年以降で最大だということです。
会社はグループ企業での労使交渉の方向性をリードしたいとしています。
一方、マツダは、労働組合が行ったベースアップ相当分と定期昇給を合わせた総額で月額1万6000円の賃上げの要求に対し、21日に満額回答しました。
今の人事制度となった2003年以降で最大の賃上げとなります。
いずれも大手自動車メーカーで最も早い回答で、各社の労働組合が高い水準の賃上げを要求する中、この動きがさらに広がるかが焦点となります。
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2024-02-21 06:18:15Z
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