発売から1か月半で1000万個を売り上げたローソンの大ヒット商品、「悪魔のおにぎり」が「海外進出」だ。2019年4月15日、中国・上海周辺の店舗で売り出された。
「悪魔のおにぎり」の起源は南極越冬隊のまかない飯だ。だしで炊いた米に天かすや青のりを混ぜただけのシンプルなおにぎりが「悪魔的に病みつきになって食べ過ぎる」として、この名前がついた。日本ではSNSでの拡散で人気に火が付いた。上海での売り上げを踏まえて他都市での販売も検討するが、国外での勝算はどうか。
中国語では「悪魔的飯団」
「悪魔のおにぎり」は18年10月16日に発売。2週間で300万個を売り上げ、これまで長年にわたって王座を守ってきた「手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ」(ツナマヨ)を抜き去った。19年4月10日時点で、累計で2900万個が売れている。
中国名は「悪魔的飯団」。東京のローソンの広報担当者によると、基本的なレシピとパッケージは日本と同じだ。ただ、現地の素材を使用している関係で、微調整が行われているという。
ローソンの上海現地法人の微博(ウェイボー、Weibo)では、日本での売り上げをイラスト付きで紹介しながら、
「ローソンの『悪魔のおにぎり』が中国にもやってくる!」
「コンビニおにぎりの歴史を書き換えよう!」
「残業のお供にも最適」
などとPR。コメント欄には中国語で、
「早く食べたい」
「今日食べた。おいしかった」
「明日買いに行かなきゃ」
といった声が相次いだ。現時点では、上海、江蘇省、浙江省での販売だが、売れ行きをみて北京、大連、武漢などでも売り出す。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12144-253286/
2019-04-20 08:15:00Z
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