2月の米小売売上高は予想外に減少した。特に食品や建築資材で落ち込みが目立った。平年より寒い日が多かったことが影響したとも考えられるが、1-3月(第1四半期)に経済への向かい風が強まることを示唆している可能性もある。
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- 2月の小売売上高は、第1四半期に経済が成長する原動力という点で、個人消費の役割が限定的なものになることを示唆
- 一方で賃金上昇や株式相場の堅調、安定した金利が今後数カ月の消費を支える可能性は高い
詳細
- 主要13項目中、7項目で減少が示された
- 建材は4.4%減と、主要項目中で最大の落ち込み。食品・飲料店は1.2%減
- ガソリンスタンドは1%増と、昨年10月以来の大きな伸び
- 小売売上高はインフレ調整されないため、同項目の増加はガソリン価格上昇と販売増加のどちらか、もしくは両方を反映した可能性がある
- 自動車ディーラーは0.7%増-前月は1.9%減に上方修正
- 電気製品は1.3%減と、17年5月以降で最大のマイナス
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Retail Sales Unexpectedly Fall; Prior Reading Revised Up(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します.)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-01/PPA8A86S972901
2019-04-01 12:36:00Z
52781644467967
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