外国為替市場では先週末、政府・日銀によるドル売り円買いの市場介入で一時、7円以上円高が進みましたが、週明けの東京外国為替市場では24日朝も4円以上、変動する場面があり、市場では政府・日銀が市場介入を繰り返しているという見方が出ています。
先週21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は、1ドル=151円90銭程度まで値下がりしたあと、政府・日銀が介入の事実をあえて明らかにしないいわゆる「覆面介入」を実施したことで円相場は1ドル=144円台半ばまで一気に7円以上、値上がりしました。
週明けの24日の外国為替市場では午前8時半ごろ、再び1ドル=150円台に迫ったところで、突然、円高方向に触れる動きがあり、円相場はわずか10分ほどで4円以上、値上がりして一時、1ドル=145円台前半まで値上がりしました。
市場関係者は「外国為替市場では早朝に円安が進んだあと円高方向に大きく変動しており、先週末に続き、政府・日銀による再度の市場介入があった可能性がある。市場での警戒感は高まっているが、日米の金利差や、日本の貿易赤字など円安が進みやすい状況は変わっていない」と話しています。
鈴木財務相「必要に応じて必要な対応を取る」
そのうえで24日の外国為替市場で再び円安が進んでいることについて「引き続き高い緊張感をもって為替の動向を注視している。投機によって過度に変動するということは、断じて容認できず、そういうときには必要に応じて必要な対応を取っていきたい」と述べ、今後も必要があれば市場介入も辞さないという姿勢を示し投機筋をけん制しました。
神田財務官「過度な変動は容認できない 適切な対応取る」
そのうえで神田財務官は「介入をしているかしていないかについては、これまで通り特にコメントは申し上げないという姿勢だ。きょう、何をしているかしていないかということをコメントすることは考えていない」と述べました。
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2022-10-24 02:58:09Z
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