
米電気自動車(EV)大手テスラの株主は6月13日、イーロン・マスク最高経営責任者(写真)の560億ドル規模の報酬案を承認した。米カリフォルニア州ビバリーヒルズで5月撮影(2024年 ロイター/David Swanson)
しかし、テスラの株価は数年にわたり低迷した後もなお高いバリュエーションを維持している。
株主総会を前に、株主に報酬案が承認されたとマスク氏がXに投稿すると、テスラの株価は3%近く上昇した。
テスラ株は4月、25年にもっと手頃な価格の新モデルを発売するとマスク氏が発表した後、大幅上昇に転じた。
アナリストのテスラに対する楽観論は急激に冷え込んでいる。LSEGによると、アナリストによるテスラの平均目標株価は24年初頭の226ドルから現在181ドルに下がり、13日の終値182.47ドルをわずかに下回っている。
マスク氏は投資家に対し、テスラを自動車メーカーではなく「人工知能(AI)ロボット企業」と見なすべきだと語ってきた。テスラ株は長い間、多くのテクノロジー企業よりも高いバリュエーションで取引されてきた。
テスラ株の予想PER(株価収益率)は約61倍で、1月の約22倍から上昇しているが、21年11月に記録した150倍を大きく下回っている。
テスラに対する評価額の高さを反映するもう一つの例として、テスラの従業員1人当たりの時価総額の高さがある。テスラの1人当たり時価総額は約600万ドルと、2年前よりわずかに減少しているが、それでもGMとフォードのほぼ20倍だ。
テスラは一時期より株価が下落しているものの、自動車生産台数で世界最大のトヨタを時価総額で大きく上回り、世界で最も価値の高い自動車メーカーであり続けている。
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2024-06-14 09:30:16Z
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