一方で物価高騰の変動分を反映した実質賃金は前の年の同じ月に比べて0.7%減少しました。
実質賃金がマイナスとなったのは25か月連続と過去最長を更新し、依然として物価の上昇に賃金の伸びが追いついていない状況が続いています。
厚生労働省は「春闘で高い水準の賃上げの動きが広がったことが所定内給与の増加につながったとみられるが、物価上昇の影響が強い状態が続いている。5月以降に賃上げを行う企業もあるとみられるので、今後、実質賃金がプラスに転じるのか注視したい」としています。
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2024-06-04 23:30:21Z
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