きっかけは5月13日。
日銀が発表した国債の買い入れ額の減額だった。
日銀は金融調節の一環で、金融機関が保有する国債を買い入れることで、市場に資金を供給している。
いつ、どれくらいの金額の幅で国債を買い入れるかはあらかじめ、いわゆる「オペ紙」で示しているが、この幅の中で、実際、どれくらいの金額を買い入れるかは入札当日の午前10時10分に公表することになっている。
5月13日に示した買い入れ条件では、残存期間5年超10年以下の国債について、買い入れ額を4250億円とし、前回に比べて500億円減らした。
減額は去年12月以来で、日銀がマイナス金利政策の解除を行ってから、初めての出来事だった。
国債は価格が下がると金利が上昇するという関係にある。
国債の買い手である日銀が金額を減らしたことで需給が緩み、価格が下落するのではないかとの見方が広がった。
結果、長期金利が上昇。
外国為替市場では日米金利差の縮小が意識され、一時的ではあったが、円高ドル安に振れた。
これをきっかけに日銀のオペ動向に注目が集まるようになり、日銀が17日に買い入れ額を維持すると、為替は逆に円安に進んだ。
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2024-05-25 15:44:13Z
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