米アップルが2日発表した1-3月(第2四半期)決算は、中国での需要が予想よりも強く、売上高が懸念されていたほど落ち込まなかった。復活を狙うアップルへの楽観的な見方が高まっている。
売上高は4.3%減の908億ドル(約14兆円)。市場予想平均は903億ドルだった。
1株利益は1.53ドルで、こちらも市場予想の1.50ドルを上回った。アップルは配当を4%引き上げ1株当たり25セントとした。また取締役会は、自社株買い枠を1100億ドル拡大する計画を承認した。
大中華圏の売上高は164億ドル。前年同期比で減少したものの、市場予想の159億ドルを上回った。
今回の決算は、アップルが長い低迷から抜け出すことを待ち望んでいた投資家にとって、安心材料を提供する内容となった。アップルはスマートフォン市場の減速と中国での逆風により、過去6四半期のうち5四半期で減収となっていた。
決算発表を受けて、アップルの株価は通常取引終了後の時間外で一時7%余り上昇した。
4-6月(第3四半期)については、売上高が1桁台前半の伸びを見込んでいると、ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)がブルームバーグ・テレビジョンで述べた。
革新的な新デバイスの不足が売上高低迷の一因となっているが、同社は5月7日に予定する特別イベントでそうした流れを変えることを狙っている。同イベントでは1年半ぶりに新型の「iPad」を発表するとみられている。
アップルは人工知能(AI)分野での巻き返しも計画しており、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は6月の年次開発者会議でAI戦略を発表するとみられる。
マエストリCFOは「当社はこの分野に大きな投資をしている」とし、「われわれは好位置につけていると確信している」と述べた。
原題:Apple Rallies After Company Forecasts Return to Sales Growth (1)(抜粋)
(第7段落以降を追加します)
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2024-05-02 20:43:00Z
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