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午前の日経平均は反発、米半導体株高を好感 過熱感と綱引き - ロイター (Reuters Japan)

午前の日経平均は反発、米半導体株高を好感 過熱感と綱引き

 1月17日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比191円17銭高の3万5810円35銭と反発した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

[東京 17日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比191円17銭高の3万5810円35銭と反発した。取引時間中のバブル後高値を更新した。米市場での半導体株高を受けて半導体関連株が買われ、指数の押し上げに寄与した。一方、急ピッチの上昇を受けた過熱感もくすぶり、上げ幅は前引けにかけて縮小した。

日経平均は231円高で寄り付いた。半導体関連株が総じてしっかりだったほか、ドルが147円台へと円安に振れ、自動車など輸出関連株も物色された。ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが国内商社5社への出資比率を高めているとの米誌報道が刺激となり、商社株も強かった。

SQ(特別清算指数)算出があった12日に終値で上回れず「幻のSQ」となっていたSQ値3万6025円97銭を上回ると、上昇に弾みがつき、一時620円高の3万6239円22銭に上げ幅を拡大した。

一方、年明け後の急ピッチな上昇を経て、テクニカル面から引き続き過熱感もくすぶり、前引けにかけて先物主導の利益確定売りが強まった。

市場では「過熱感がある中、まとまった先物売りがみられた。SQ値を上回ったことで、いったん短期的な達成感が出たようだ」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との声が聞かれた。前場終盤に中国で10―12月実質国内総生産(GDP)などの指標が発表され、中国株や香港株が軟調に推移したことも投資家心理の重しになった。

TOPIXは取引時間中にバブル後高値を更新し、0.59%高の2518.73ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆9338億9900万円だった。東証33業種では、値上がりは保険や卸売、小売など28業種で、値下がりは鉱業や電気・ガス、医薬品など5業種だった。

東京エレクトロン(8035.T), opens new tabがしっかり。三菱商事(8058.T), opens new tabやトヨタ自動車(7203.T), opens new tabは昨年来高値を更新した。一方、信越化学工業(4063.T), opens new tabや中外製薬(4519.T), opens new tabは軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1107銘柄(66%)、値下がりは490銘柄(29%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。

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2024-01-17 03:37:39Z
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