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羽田管制官「JAL機に着陸許可」…「滑走路手前まで」と指示された海保機、着陸機見ていなかったか - 読売新聞オンライン

 東京・羽田空港の滑走路上で2日、日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した死傷事故で、日航機が空港管制官から許可を受けて滑走路に着陸していたことが国土交通省関係者への取材でわかった。海保機には滑走路手前の誘導路まで走行するよう指示が出されていたといい、国交省などは海保機が滑走路に進入した詳しい経緯を確認している。

 国の運輸安全委員会の航空事故調査官6人は3日朝から現場のC滑走路に入るなどして、事故原因の本格的な調査を始めた。一方、警視庁は3日午前、業務上過失致死傷容疑で東京空港署に特別捜査本部を設置し、滑走路の現場検証を始めた。

 関係者によると、事故の直前、C滑走路の担当管制官から日航機に対し、滑走路南側からの着陸許可が出ていた。一方、海保機は地上誘導を担う管制官から、C滑走路手前の誘導路に行くよう指示を受けていた。

 海保機はその後、誘導路からC滑走路に進入し、着陸してきた日航機と衝突した。海保機の機長は「滑走路上で機体が爆発した」と基地に連絡しており、事故発生まで日航機を視認していなかった可能性が高いという。国交省や海保は、海保機がC滑走路に進入した詳しい経緯を調べる。

 事故は2日午後5時47分頃に発生。新千歳発羽田行き日本航空516便(エアバスA350型機、乗客乗員379人)と、海保羽田航空基地所属「MA722」(ボンバルディアDHC8型機、乗員6人)が衝突し、いずれも炎上、大破した。海保機は男性機長(39)を除く5人が死亡。日航機は約1000メートル先で停止した後、全員脱出したが、17人がのどにやけどなどを負った。

 日航は3日未明、「管制からの着陸許可を認識し、復唱した後、進入・着陸操作を実施した」とするパイロットへの聞き取り結果を発表した。

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2024-01-03 02:48:00Z
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