JR東日本が現場付近の設備を調べたところ、架線の張りを調整するおよそ1.3トンの重りを支える鉄製の部品が破断していたことが分かったということです。
このため、部品が破断して架線が垂れ下がり、走行中の「かがやき」の車体に接触した結果、異常が検知されて停電が発生したとみられるということです。
JR東日本によりますと、この部品は、社内の基準でおおむね30年で取り替えの計画を立てることになっている一方、個別に状態などを判断して取り替え時期を決めています。
今回、破断した部分については去年6月と10月の目視での点検で異常がなく、使用開始から38年が経過していたということです。
JR東日本は、新幹線で同じ部品が使われているおよそ500か所について、今月中に緊急点検を行うとしています。
担当者は「専門機関に分析を依頼するなどして部品が破断した原因を究明し、再発防止に努めたい」としています。
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2024-01-24 09:31:15Z
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