債券相場は下落が予想されている。先物が夜間取引で軟調に推移した流れを引き継ぎ、売りが先行する見通し。日本銀行が金融政策決定会合で打ち出す追加緩和策が予想の範囲内なら相場の押し上げ材料にはならないとの見方もある。
長期国債先物(6月物) | 152円60銭近辺~152円70銭台前半か(前週末は152円71銭) |
新発10年物国債(358回債)利回り | マイナス0.025%~マイナス0.015%程度か (前週末はマイナス0.025%) |
先物夜間取引で6月物は買われる場面もあったが、米国市場で株価が上昇し、長期金利が引け際に低下幅を縮小したことを受けて下げに転じ、結局は前週末の日中取引終値比6銭安の152円65銭で引けた。
市場関係者の見方
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト
- 日銀は長期金利を大きく低下させるほど長期国債買い入れを増やすことは基本的にしないはず
- 決定内容が企業金融支援など事前予想の範囲内なら新たな材料を提供しないだろう
- 相場は結局、 弱含みもみ合いにとどまる
- 超長期ゾーンの押し目買いには期待
- 先物中心限月の予想レンジは152円60銭~152円71銭
日銀決定会合
海外市場の流れ
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2020-04-26 22:02:00Z
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