JR北海道の昨年度のグループ全体の決算で、経常損益は135億円の赤字になりました。赤字の幅は過去最大で、新型コロナウイルスの感染拡大が経営再建を目指すJRに重くのしかかった形になっています。
JR北海道は28日、昨年度の決算を発表しました。
それによりますと、本業の鉄道事業の収益は706億円と、前の年度に比べて5億円の減収となりました。
また、事業の幅を広げるために力を入れてきたホテル業や不動産賃貸業、小売業でも減収となりました。
その結果、グループ全体の営業損益は426億円の赤字、経常損益も135億円の赤字と過去最大の赤字となりました。
JRでは去年4月から12月までの間は運賃の値上げなどの収益拡大策が功を奏して予想を上回る増収を果たしていたものの、その後の新型コロナウイルスの影響がそれらの効果をすべて打ち消した結果となりました。
JRは「感染拡大の影響は4月以降はさらに大きく、かつて経験したことのない大幅な減収となっている」としています。
継続した支援を受けるため、国から「目に見える成果」を示す必要に迫られる中で、経営改善を目指すJRにとって感染拡大が重くのしかかった形になっています。
JR北海道の綿貫泰之常務は「決算は極めて厳しい結果になった。今後、列車の減便期間の延長や国に固定資産税の減免を求めることなどを検討していく。事業継続をかけた取り組みを全力で行う」と述べました。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvc2FwcG9yby1uZXdzLzIwMjAwNDI4LzcwMDAwMjA2NDcuaHRtbNIBAA?oc=5
2020-04-28 08:44:00Z
52782373733510
Bagikan Berita Ini
0 Response to "JR北海道決算 過去最大の赤字|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp"
Post a Comment