ニューヨーク連銀が11日に発表した調査結果によると、米消費者の短期的なインフレ期待は11月に低下し、2021年4月と同水準になった。
1年先インフレ期待の中央値は3.4%と、10月の3.6%から低下した。低下は2カ月連続。3年後と5年後のインフレ期待は3%、2.7%と、それぞれ前月から変わらず。
消費者の目先のインフレ期待が低下したのは、多くの要因を反映している。ガソリンの予想価格は下落し、家賃と大学教育費の予想価格は2021年1月以来の低水準となった。60歳以上のインフレ期待はほぼ3年ぶりの低水準に後退した。
労働市場に対する消費者の見方はやや悪化。今後1年以内に職を失うと考える確率は平均で1ポイント近く上昇し13.6%となった。失業後に職が見つかると考える確率は55.2%と7カ月ぶりの低水準。再就職の可能性が最も低いと考えている地域は中西部だった。
引っ越しにも消極的な姿勢が見られた。今後12カ月の間に主要な住居を変更する確率は、データが残る2013年半ば以後で最低となった。
12日発表予定の11月の消費者物価指数(CPI)は前月比横ばいの予想。ガソリン価格の下落が影響するとみられている。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:US Year-Ahead Inflation Views Drop to Lowest Since April 2021(抜粋)
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2023-12-11 18:01:00Z
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