【NQNニューヨーク=古江敦子】5日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反落し、前日比2円05銭の円安・ドル高となる1ドル=134円95銭~135円05銭で取引を終えた。朝方発表の7月の米雇用統計の改善を受け、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの観測が強まり、ドルが円など主要通貨に対して上昇した。
雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比52万8000人増と、増加幅は市場予想のほぼ倍だった。平均時給の伸び率も市場予想を上回り、「FRBは次回9月の会合でも通常の3倍の0.75%の利上げに動くだろう」(オックスフォード・エコノミクス)との見方が増えた。
米長期金利が一時は2.86%と前日終値比で0.17%上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いも誘った。円は一時135円52銭とほぼ1週ぶりの円安水準をつけた。
円の高値は雇用統計の発表前につけた133円09銭だった。
円は対ユーロで4日続落し、前日比1円20銭の円安・ユーロ高となる1ユーロ=137円40~50銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで横ばいを挟んで3日ぶりに反落し、前日比0.0050ドル安い1ユーロ=1.0190~0200ドルで終えた。米雇用統計の改善でFRBが大幅利上げに動きやすくなったとの見方からユーロが売られた。米長期金利の上昇で欧米金利差の拡大を見込むユーロ売り・ドル買いも促した。
ユーロの安値は1.0142ドル、高値は1.0236ドルだった。
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2022-08-05 21:40:06Z
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