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米国株、ダウもみ合いで始まる 雇用統計を控えて様子見 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=横内理恵】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均はもみ合いで始まった。午前10時時点では前日比52ドル22セント安の3万2760ドル28セントで推移している。寄り付き後に上昇する場面もあった。5日に7月の米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強く、方向感に欠ける展開となっている。

米連邦準備理事会(FRB)が7月に続き、9月も通常の3倍の0.75%の利上げを実施するのかを占う上で、7月の米雇用統計に関心が集まる。4日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は26万件増加したが、市場予想と一致した。

3日に5カ月ぶりの安値を付けた米原油先物相場は引き続き下落している。石油のシェブロンが安く、原油安になると売られやすい化学のダウも下げている。一方、原油安がインフレ抑制につながるとの見方から、ホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザなど消費関連株の一角は高い。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸して始まった。今夕に定時株主総会を開く電気自動車のテスラが上昇している。6月に明らかにした1株を3株にする株式分割に関連した議案を提出し、承認が得られ次第実施する見通しだ。

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2022-08-04 14:03:35Z
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