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日経平均もみあい 高値警戒薄らぐ、米株安は重荷 - 日本経済新聞

24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比93円65銭(0・33%)安の2万8359円10銭だった。下げ幅は一時170円を超えた。重要イベントを控えて米国の金融政策への警戒感が強まっており、値がさ株の一角を中心に売りを促した。

米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げを継続するとの警戒から、米市場では長期金利が23日に一時3・07%とおよそ1カ月ぶりの高水準を付けた。23日のダウ工業株30種平均は150ドル超下げて終え、東京市場でも投資家心理の重荷になった。

三菱UFJ国際投信の石金淳チーフファンドマネジャーは、「FRB高官から盛んに来年の早期の利下げ観測をけん制する発言が相次いでおり、一部の市場関係者が抱いていた(利上げ減速)期待が剝落している」と話す。

米S&Pグローバルが23日に発表した8月の米購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合指数が2カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回った。ただ最近のFRB高官の発言もあって、利上げの減速期待よりも景気の減速懸念が意識されやすかった。

東京市場は朝方は買いが先行していた。日経平均は前日までの4営業日で700円超下げていたため自律反発狙いの買いが入ったが、続かなかった。

東証株価指数(TOPIX)は続落した。午前終値は前日比1・70ポイント(0・09%)安の1969・74だった。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆1766億円、売買高は5億2709万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は732と、全体の4割程度にとどまった。値上がりは1013銘柄、変わらずは92銘柄だった。

東エレクエムスリーが売られたほか、コナミGや任天堂が下げた。東武、小田急京王も安い。半面、東電HDが大幅高。三菱重IHIも上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2022-08-24 00:10:33Z
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