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羽田の国際線拡大 新型コロナで活気乏しく - 日本経済新聞

羽田空港国際線の発着枠が29日、拡大された。飛行ルート変更などで国際線は1日あたり約50便増える。航空会社には業績拡大のまたとない機会だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は新規就航を相次ぎ延期。国内線と国際線共用に生まれ変わった第2ターミナルも乗客はまばらだった。

JALは赤坂祐二社長が乗客に記念品を渡し搭乗に感謝を示した

羽田から新規路線となったANAのヒューストン線。イベントなどは開かれず静かな路線開設になった

29日から羽田―サンノゼなど11便の新規就航や増便を計画していたANA。新型コロナの影響でこの日の就航はシアトル、ヒューストン、ワシントンの3路線だけにとどまった。午前中に羽田を飛び立ったヒューストン行きは席数212に対し乗客は32人にとどまった。

国内大手ではANAが第2ターミナルを使用する。旅客ラウンジの新設や、乗客誘導のシミュレーション訓練など準備を進めてきたところを新型コロナが襲った。

ANA上席執行役員の南日隆男東京空港支店長は「早く活気ある羽田を取り戻したい。安心して乗ってもらえるように努力していく」と話した。

羽田―ロサンゼルスなど12便の増便や新規就航を予定していたJALも延期が相次ぎ、29日の就航はダラス行きやシカゴ行きなど4便だけに減った。

この日、乗客を見送った赤坂祐二社長は「大々的にやれた方がよかったが、なんとか何便かは飛ばせた」と一部でも就航にこぎ着けたことを安堵しつつ、新型コロナで乗客が激減する状況について「まだまだ底が見えていない。できることをやり前に進むしかない」と話していた。

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2020-03-29 07:39:51Z
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