台湾の電子機器受託製造大手・鴻海(ホンハイ)精密工業傘下でシャープの戴正呉会長兼最高経営責任者(CEO)は2日に台北で記者会見し、ノートパソコンを手掛ける子会社のダイナブック(東京)について年内に上場させたいとの方針を表明した。台湾メディアが伝えた。
シャープ広報担当者は、年内に上場申請の準備を始められたら良い程度だとしている。シャープは2018年に東芝からダイナブックを約40億円で買収し、21年度中に株式上場を目指すとしている。戴氏はダイナブックは安定して収益を上げていると強調した。
シャープは6月29日の株主総会後の取締役会で、戴氏が会長兼CEOとなり、野村勝明氏が社長兼最高執行責任者(COO)に就いた。(共同)
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2020-07-03 02:05:00Z
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