トヨタ自動車は17日、SUV(スポーツ多目的車)の新型「ハリアー」を発売した。7年ぶりの全面改良となる。ハリアーはこれまでほぼ日本国内だけでの販売だったが、SUVは世界的に人気が高まっており、夏には北米でも車名を「ヴェンザ」にして売り出す。
ハリアーは、洗練されたデザインの「都市型SUV」として1997年に初代が発売され、日本国内でこれまで累計67万2千台を販売した。4代目となる新型は、クーペのような流れのあるデザインが特徴で「これでSUVとよべるのかという、ぎりぎりを狙った」(開発担当者)という。
量販(G)グレードから、走行中の前後方向を録画する「デジタルインナーミラー」を標準装備。上級(Z)グレードでは、調光ガラスを使った電動シェード付きの天井窓もつけられる。価格は、消費税込み299万円~504万円。月間3100台の販売を目標にしている。
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2020-06-17 05:21:53Z
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