30日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前日に比べ370円ほど高い2万2300円台半ばで推移している。一時は上げ幅を400円超に広げ、25日移動平均(2万2356円)を上回った。前日の米株式相場の大幅上昇と、外国為替市場での円安・ドル高を支えに買いが先行している。
新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒から強まっていた投資家のリスク回避姿勢はいったん和らいでいる。前日に日経平均で517円安と大きく下落しており、自律反発を見込んだ買いが入りやすくなっている。主力の値がさ株に加え、鉄鋼や海運、空運などを中心に景気敏感株の上昇が目立つ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇している。個別ではファストリやソフトバンクグループ(SBG)、東エレク、アドテストが高い。一方、アステラスや味の素、Jフロントが軟調。中部電も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-06-30 00:19:02Z
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