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NY円、上昇 1ドル=106円95銭~107円05銭 コロナ感染の再拡大の懸念で - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=古江敦子】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は上昇し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=106円95銭~107円05銭で取引を終えた。新型コロナウイルス感染の第2波への懸念から投資家心理が弱気に傾き、低リスク通貨とされる円が買われた。ダウ工業株30種平均が反落し、円買いを誘った面もあった。

米テキサス州で新型コロナの入院者数が最高水準となったと伝わると、円買いが次第に強まった。アリゾナやフロリダなど複数の州で感染者数が増加傾向にあることも警戒された。米経済活動の正常化が遅れる可能性が意識され、投資家のリスク回避姿勢が広がった。

ダウ工業株30種平均が前日比170ドル安で終え、円買いを促した。米債券市場では長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りを誘った。

ただ、円の上値はやや重かった。中国の北京市では新型コロナ感染が再拡大し、北京発着の航空便が一部運休となったと17日に伝わった。世界景気の不透明感が浮上し、流動性の高いドルは中国の人民元やユーロなどに対して上昇。円に対してもドル買いが波及した面もあった。

円の高値は106円95銭、安値は107円43銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=120円25~35銭で取引を終えた。対ドルで円が上昇し、ユーロに対しても円買いが優勢となった。

ユーロは対ドルで続落。前日比0.0015ドル安い1ユーロ=1.1240~50ドルで終えた。米国や中国の新型コロナ感染の第2波への懸念から投資家心理が悪化し、リスク回避目的のドル買い・ユーロ売りが優勢となった。ユーロの安値は1.1207ドル、高値は1.1248ドルだった。

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2020-06-17 21:57:45Z
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