18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸しそうだ。米中貿易交渉の進展期待で15日の米株が上昇したため、投資家心理が上向くだろう。輸出関連株中心に買いが先行し、「日経平均は前週末終値を200円あまり上回る2万1700円近辺まで上昇する」との声があった。
15日の米ダウ工業株30種平均は3日続伸し、前の日比138ドル高の2万5848ドルで終えた。中国新華社通信が同日、中国の劉鶴副首相が米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官と電話で協議し、「(貿易交渉で)実質的な進展があった」と報じたことが好感された。
米長期金利の低下を背景に米フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)も3%近く上昇したため、東京株式市場でも東エレクなど関連銘柄に買いを誘うだろう。
夜間取引で日経平均先物6月物は前週末の清算値と比べ120円高い2万1360円で取引を終えた。
16日付の日本経済新聞朝刊は、「東京証券取引所が2100社超ある東証1部の上場企業数を絞り込む」と報じた。1部上場を維持できる時価総額の基準を現行の20億円から250億円に引き上げることを検討するという。市場では「時価総額250億円近辺の企業が今後、1部への上場維持に向け時価総額を上げるため株主配分策を強化する」との思惑が出ている。
財務省が取引開始前に2月の貿易統計を発表する。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL18H3O_18032019000000/
2019-03-17 23:13:00Z
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