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メガバンクAT1債、クレディ・スイス無価値化後で初めてプラスに転じる - ブルームバーグ

スイスの金融大手クレディ・スイス・グループの「その他ティア1債」(AT1債)が無価値化されたことを受けて国内3メガバンクのAT1債に売り圧力が波及していたが、利回り上昇に伴う投資妙味に着目した動きから価格はプラスに転じている。

  日本証券業協会公表の公社債店頭売買参考統計(24日分

  • みずほフィナンシャルグループの永久劣後債(2028年6月15日償還可能)=前日比7銭高の99円47銭
  • 三井住友フィナンシャルグループの永久劣後債(28年6月5日償還可能)=6銭高の99円31銭
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の永久劣後債(28年1月15日償還可能)=5銭高の98円10銭

  みずほ証券の⼤橋英敏チーフクレジットストラテジストは、クレディSの事例を受けてAT1債が毀損(きそん)する可能性が意識され、一時的にセンチメントが悪化した面があると指摘。ただ、「日本のメガバンクが出しているAT1債はクレディS債とは商品性が異なる上、クレディSや米銀が抱えているような問題が邦銀にあるわけではない」とし、こうした見方が広がるにつれ、AT1債の利回りが上昇したところでは投資妙味に目が向きやすいと話した。

  日証協のデータを基に算出した平均利回りは、みずほFGの永久劣後債NC5年6カ月が1.698%程度、三井住友FGの永久劣後債NC5年6カ月が1.676%程度、MUFGの永久劣後債NC5年4カ月が1.493%程度。代表的な債券指数の野村BPIによると、円建て社債の平均利回りは23日時点で0.67%程度にとどまっている。

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(市場関係者のコメントを追加し、全体的に構成を変えました)

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2023-03-24 00:54:03Z
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