クレディ・スイス・グループのドル建て社債が16日のニューヨーク時間の取引で、下げ幅を拡大。ディストレスの水準でさらに落ち込んだ。同社の株価が上げ幅を縮小したことが背景にある。
表面利率1.305%の2027年償還債は10セント近く急落し、額面1ドルに対して62.5セント。スプレッドは1400ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)超と、ディストレスと見なされる水準。4.55%の26年償還債は8.5セント下げて同70セント。トレース・データによれば、この他の年限も下落している。
16日の米社債市場では、27年償還債を中心にクレディ・スイス債の取引が特に活発となっている。
スイスの連邦金融市場監督機構(FINMA)とスイス国立銀行(中央銀行)が前日、クレディ・スイスに必要に応じて流動性支援を提供すると発表したことを受けて、16日早朝の金融市場では混乱が和らいでいた。しかし、銀行株が新たに売られ、ボラティリティーの指数が高水準にとどまるなど、不安の兆候は続いている。
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原題:Credit Suisse Bonds Sink Deeper Into Distress as Hopes Fade(抜粋)
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2023-03-16 15:16:00Z
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