三菱自動車 電気自動車の開発に最大1兆8000億円投資へ - nhk.or.jp

三菱自動車工業は、2030年度までにEV＝電気自動車の開発などに最大で1兆8000億円を投資する計画を発表しました。世界で激しさを増す開発競争に対応するためで、2035年度には販売する新車すべてをEVなどの電動車にする方針です。

三菱自動車が10日、発表した事業計画では、世界的なEVシフトに対応するため、今後5年間でEVやプラグインハイブリッド車などの電動車、9車種を市場に投入し、2035年度には販売する新車すべてを電動車とする方針です。

こうした計画を実現するため、2030年度までにEVの研究開発やバッテリー関連の設備などに1兆4000億円から1兆8000億円程度を投資するとしています。

また、主力市場の東南アジアでは充電設備が十分ではない地域が多いことからハイブリッド車を中心に投入し、販売台数や収益の拡大を目指すとしています。

一方、ヨーロッパでは提携関係にあるフランスのルノーに生産を委託したEVを販売する計画です。

記者会見で加藤隆雄社長は「電動化の加速フェーズに向けた開発とアライアンスとの連携強化に取り組み、ブランドの強化を図っていく」と述べました。

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2023-03-10 10:28:56Z
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