クレディＳ 社債保証コストが1000bp接近－政府支援議題でないと会長 - ブルームバーグ

クレディ・スイス・グループの社債のデフォルト（債務不履行）に備える１年物の保証料が1000ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）に近づいた。これは通常、投資家の深刻な懸念を示す。

　　ＣＭＡＱのデータによると、クレディ・スイス債を保証する１年物クレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）のスプレッドは14日の取引終了時に835.9ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）が提示されていた。他の価格ソースは、15日に保証コストがさらに上昇していることを示唆。1000ｂｐの保証料は同業のＵＢＳグループの約20倍、ドイツ銀行の10倍に相当する。

　　ＣＤＳのカーブも逆転し、短期の保証コストが長期よりも高くなっている。カーブは今月10日まで逆転していなかった。

　　アクセル・レーマン会長は15日、政府による支援は「議題になっていない」と述べ、同行の問題を米シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）破綻と比較するのは不正確だと主張した。一方、クレディ・スイス筆頭株主のサウジ・ナショナル･バンクのアンマル・フダリ会長はブルームバーグテレビジョンで、同行に追加支援を行う可能性を否定した。

　　同行は14日、過去２年の財務報告と管理手順に「重大な弱点」が見つかったと明らかにしていた。

クレディ・スイス、財務報告の内部管理で「重大な弱点」(2)

原題：Credit Suisse One-Year Default Swaps Near 1,000 Basis Points、Credit Suisse Chair Says State Assistance ‘Not a Topic’ for Bank、*CREDIT SUISSE TOP SHAREHOLDER RULES OUT MORE ASSISTANCE TO BANK（抜粋）

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2023-03-15 09:38:34Z
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