新型コロナウイルスの感染症対策として、大手金融機関で店舗の窓口の手続きを予約制にする取り組みが始まりました。
三井住友銀行は6日から、全国ほぼすべてにあたる426の拠点で、住所変更や口座開設などの手続きについて予約制を取り入れました。
インターネットで予約をした顧客を優先して受け付ける取り組みで、東京 渋谷区の店舗では、予約を済ませた来店者が待ち時間もなく窓口で手続きを進めていました。
店内で長時間待たなくてもよいよう、受け付けまでの順番を今後、メールで通知することにしています。
当面は予約がない場合も対応するということですが、将来的には振り込みなどを除き、完全に予約制にすることも検討しています。
店舗を訪れた男性は「銀行はいつも混んでいるイメージがあるので、今度使ってみたいです」と話していました。
また、三井住友銀行の田村直樹専務は「新型コロナウイルスの第2波がくる可能性もあるので、新たな銀行の使い方として普及するよう取り組みたい」と話していました。
混雑による感染リスクを抑えるために予約制を取り入れる動きは、役所の一部の窓口や、テーマパークなどで広がっています。
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2020-07-06 03:43:14Z
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