2020年06月13日15時52分
JR東海は13日、7月1日にデビューする東海道新幹線の新型車両「N700S」を東京―新大阪間で走行させ、車内を報道公開した。全席に電源コンセントを配備するなど座席機能を充実させ、快適な乗り心地を追求。災害発生に備え停電時の自走も可能とした。
N700系の導入以来13年ぶりのフルモデルチェンジ。間接照明を取り入れ、客室全体を落ち着いた雰囲気にした。座席のリクライニングはシートと背もたれを連動させ、長時間座っても疲れにくい仕様に。駅に到着する際は、荷棚全体を明るくして置き忘れを防ぐ。
先頭車両は左右両サイドにエッジを立てたデザインが特長。騒音や空気抵抗などを減らすため、5万通り以上のシミュレーションを繰り返し、形状を最適化した。試乗でも、ゆったりとした乗り心地や静かさを体感できた。
緊急時の対策も強化した。リチウムイオン電池のバッテリーを搭載し、停電の際も最寄りの避難場所まで走行できる。防犯カメラも客車ごとに2~4台増設し、異常時には画像データが指令所に自動転送される。
新型コロナウイルスの感染拡大で新幹線の利用客が落ち込む中、新幹線鉄道事業本部の上野雅之副本部長は「N700Sの導入が(利用者増加に向けての)起爆剤になれば」と期待を示した。
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2020-06-13 06:59:11Z
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