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東証大引け 7日続伸 2万8000円台を回復 1月18日以来の高値 - 日本経済新聞

23日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸し、前日比816円05銭(3.0%)高の2万8040円16銭となった。1月18日(2万8257円)以来およそ2カ月ぶりに2万8000円台を回復。7日続伸は21年9月以来の記録となる。前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、東京株式市場でも幅広い銘柄に買いが入った。ソフトバンクグループ(SBG)が7%高で終えるなど主力銘柄の上げが目立った。

米連邦準備理事会(FRB)による利上げが続くとの観測で前日に米長期金利が上昇し、東京市場では銀行株に利ざや改善を期待した買いが入った。日米金利差の拡大を背景に円相場は1ドル=121円台前半まで円安・ドル高となり、トヨタなど輸出関連株に追い風となった。

午後にかけて日経平均は上げ幅を拡大した。売り方の買い戻しや年初からの下落局面で現金比率を高めていた投資家の買いが観測された。3月期末が近づいたことで配当権利取りの買いも入りやすかった。もっとも、日経平均が2万8000円を上回る水準では利益確定や戻り待ちの売りも出やすく、伸び悩む場面もあった。

JPX日経インデックス400は7日続伸。東証株価指数(TOPIX)も7日続伸し、44.96ポイント(2.33%)高の1978.70で終えた。

東証1部の売買代金は概算で3兆4288億円。売買高は14億1473万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1940と、全体の9割近くを占めた。値下がりは206、変わらずは35銘柄だった。

三菱UFJ日産自太陽誘電が買われた。レーザーテクも高い。一方、郵船商船三井など大手海運株は下げた。このところ堅調に推移していた東京海上も安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2022-03-23 06:32:13Z
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