アメリカの製薬大手ファイザーとともに、ワクチンを開発したドイツの企業、ビオンテックのシャヒンCEO=最高経営責任者が、メディアのインタビューに答え、新たな変異ウイルス「オミクロン株」に対するワクチンの有効性について、重症化を防げる可能性が高いという見解を示しました。
ビオンテックのシャヒンCEOは、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、「われわれの考えは科学的根拠に基づいている。もし変異ウイルスが抗体による免疫を回避できたとしても、重症化を防ぐ免疫細胞から完全に逃れることはできないだろう」と答え、ワクチンがオミクロン株に対しても重症化を防ぐ効果がある可能性が高いという見解を示しました。
そのうえで、シャヒンCEOはこれまでにもビオンテックとファイザーが開発したワクチンがデルタ株を含むほかの変異ウイルスに対し、重症化を防ぐ効果を示しているとしたうえで、従来と同じように3回目の追加接種を進める重要性を強調しました。
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2021-12-01 09:33:40Z
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