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日経平均4日ぶり反落、終値15円安の2万8782円 - 日本経済新聞

24日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに小幅反落し、前日比15円78銭(0.05%)安の2万8782円59銭で終えた。24日は米株式市場が休場となる週末で、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。日中の値幅は96円63銭と、2020年12月25日以来1年ぶりの小ささだった。

前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、朝方は買いが先行した。半面、日経平均は週初に2万8000円を下回る水準まで下落した後、前日までに3日で800円超上昇していたことから戻り待ちの売りが重荷となった。

午後に入り、東京都で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の市中感染が初めて確認されたと伝わると、日経平均は下落に転じた。午前には山際大志郎経済財政・再生相がオミクロン型が感染拡大した場合に行動制限の強化を検討する意向を示していた。

値がさの半導体関連株が買われて指数を支えた。東エレクレーザーテクが上場来高値を付けた。

きょう東証2部市場に新規上場した長栄は前場で公開価格(1800円)を下回る1656円で初値を付けた。終値は初値比で6円(0.4%)安の1650円だった。

JPX日経インデックス400は反落した。東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反落し、2.65ポイント(0.13%)安の1986.78で終えた。

海外勢を中心にクリスマス休暇入りする投資家も多く、商いは低調だった。東証1部の売買代金は概算で1兆6165億円と、20年12月25日以来1年ぶりの低水準だった。売買高は7億4672万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1173と、全体の5割強を占めた。値上がりは884、変わらずは127銘柄だった。

NTTや三菱電が売られた。JR東日本、三越伊勢丹も安かった。一方、日立が買われた。安川電デンソーも高かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2021-12-24 06:40:24Z
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