日経平均株価
始値 40747.59
高値 40971.23(14:58)
安値 40604.15(11:02)
大引け 40913.65(前日比 +332.89 、 +0.82% )
売買高 16億3530万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆1303億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5連騰、3月につけた最高値を更新
2.TOPIXも遂に34年半ぶりの最高値更新果たす
3.海外投資家の先物買いで後場に上げ足加速へ
4.三菱重が大商いで上昇、SBGも物色人気化
5.個別銘柄は6割が上昇、売買代金4兆円台続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比23ドル安と3日ぶりに小反落した。米独立記念日の祝日を翌日に控え、持ち高調整の売りが優勢となった。
東京市場では、終始リスク選好の地合いとなり、日経平均株価は後場に入って上げ幅を広げ3月の高値を上回り最高値更新。また、TOPIXの方は約34年半ぶりに最高値更新となった。
4日の東京市場は、前日の欧州株が軒並み高かったことや米国市場でもハイテク株中心に買いを集めたことを受け、一貫してリスクを取る動きが優勢だった。日経平均は4万900円台まで上値を伸ばし3月22日につけた史上最高値を更新。また、TOPIXは1989年12月につけた史上最高値を34年7ヵ月ぶりに上回った。海外投資家とみられる先物への買いが全体相場に浮揚力を与え、空売り筋の買い戻しを絡めて日経平均は一時400円近い上昇を示し、一気に4万1000円台乗せをうかがう場面もあった。TOPIXも終始強い動きで、取引時間中に終値ベースの史上最高値を上回った後も上値追い態勢を継続、この日の高値圏で着地した。個別ではプライム市場全体の6割の銘柄が上昇、売買代金は3営業日連続で4兆円台に乗せている。
個別では、前日に続き売買代金トップの座を占めた三菱重工業<7011>が後場上げ幅を拡大、ソフトバンクグループ<9984>が大きく上値を伸ばした。ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>が上値を追い、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも上昇した。IHI<7013>が活況高。ワールド<3612>が急騰、住友金属鉱山<5713>も値を飛ばし、協和キリン<4151>の上げ足も目立った。住友ファーマ<4506>も物色人気に。
半面、レーザーテック<6920>が軟調に推移し、東京エレクトロン<8035>も冴えない。TOWA<6315>もやや売りに押された。川崎重工業<7012>が急落、霞ヶ関キャピタル<3498>も大幅に利食われた。アインホールディングス<9627>が値下がり率トップに売られ、ANYCOLOR<5032>も大幅安。エービーシー・マート<2670>も下値を探った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、TDK <6762>、リクルート <6098>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約187円。うち95円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、ニトリHD <9843>、エーザイ <4523>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約41円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)輸送用機器、(3)銀行業、(4)卸売業、(5)機械。一方、下落率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)その他製品、(3)証券商品先物、(4)電気・ガス業、(5)小売業。
■個別材料株
△海帆 <3133> [東証G]
美容クリニック向けコンサル2社を子会社化。
△ダイドー <3205> [東証S]
南青山不動産が5.14%保有で思惑働く。
△ワールド <3612> [東証P]
EC好調で3~5月期純利益は中間期計画に迫る水準。
△パークシャ <3993> [東証S]
東証プライムへの市場変更申請に向けた準備を開始。
△住友化 <4005> [東証P]
ブラックロックが大量保有。
△レナ <4889> [東証G]
皮膚疾患治療薬で米社の治験開始によるマイルストーン受領へ。
△坪田ラボ <4890> [東証G]
日本企業で初めて「Eye Valley」にオフィス開設。
△住友鉱 <5713> [東証P]
銅など非鉄市況回復で関連株の買い戻し誘発。
△JET <6228> [東証S]
経産省の「大規模成長投資補助金」に採択。
△バリューC <9238>
アイズ <5242> 、フィルC <3267> とそれぞれ業務提携。
▼川重 <7012> [東証P]
「潜水艦乗組員へ金品提供の疑い」との報道。
▼アインHD <9627> [東証P]
「Francfranc」の子会社化もシナジーに懐疑の声も聞かれる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ワールド <3612>、(2)住友鉱 <5713>、(3)住友ファーマ <4506>、(4)協和キリン <4151>、(5)WSCOPE <6619>、(6)IHI <7013>、(7)A&Dホロン <7745>、(8)タナベCG <9644>、(9)コクサイエレ <6525>、(10)ビジョナル <4194>。
値下がり率上位10傑は(1)アインHD <9627>、(2)霞ヶ関C <3498>、(3)川重 <7012>、(4)エニーカラー <5032>、(5)ABCマート <2670>、(6)野村マイクロ <6254>、(7)アスクル <2678>、(8)ミガロHD <5535>、(9)UT <2146>、(10)オープンG <6572>。
【大引け】
日経平均は前日比332.89円(0.82%)高の4万0913.65円。TOPIXは前日比26.29(0.92%)高の2898.47。出来高は概算で16億3530万株。東証プライムの値上がり銘柄数は985、値下がり銘柄数は586となった。東証グロース250指数は653.92ポイント(0.89ポイント高)。
[2024年7月4日]
株探ニュース
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2024-07-04 09:25:18Z
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