日本腎臓学会などによりますと「ファンコニー症候群」は腎臓の尿細管という部分の機能が低下する病気です。
腎臓は血液中の老廃物をろ化して尿として排出しますが、尿細管の機能に異常が起きると尿のもととなる液体に含まれるブドウ糖やアミノ酸といった体の機能の維持に必要な成分が再吸収されなくなり、筋力低下やけん怠感、脱水などを引き起こします。
複数の原因が知られていて、遺伝的な要因のほか、鎮痛剤や抗生物質などの薬が原因でも起きることがあるということです。
放置すると、腎臓全体の機能が悪化し、慢性腎不全に至ることもありますが、薬が原因で起きた場合、薬の服用をやめると症状が改善することが多いということです。
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2024-04-04 09:02:42Z
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