28日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比120円20銭(0.42%)安の2万8162円83銭で終えた。前週末の米株式市場で半導体関連などハイテク株が下落した流れで、東京市場でも東エレクなどに売りが優勢だった。
日経平均は午前に下げ幅を200円超に広げた後は下げ渋り、午後は膠着した展開となった。中国での新型コロナウイルス感染拡大を受けて同国経済の先行きに慎重な見方が広がっている。東京市場でもニューヨーク原油先物相場の下げを通じて資源関連株に売りが広がった。もっとも、株価の先行きをみるうえでは今週末に発表される11月の米雇用統計や12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する関心が高く、足元では様子見ムードも広がりやすくなっている。日本株の下値を模索する動きは限られた。
東証株価指数(TOPIX)は続落し、前週末比13.69ポイント(0.68%)安の2004.31で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆5582億円。売買高は11億3276万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1272と、全体の約7割だった。値上がりは507銘柄、変わらずは58銘柄だった。
住友不、塩野義、SMC、トヨタが下落した。一方、ネクソン、エーザイ、豊田通商、中外薬が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2022-11-28 06:28:09Z
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