【ニューヨーク=小林泰裕】米紙ニューヨーク・タイムズは14日、米アマゾン・ドット・コムが週内にも約1万人の人員削減に着手すると報じた。同社にとって過去最大規模の人員削減になるという。
人員削減は、人工知能(AI)「アレクサ」に対応したスピーカーを手がけるデバイス部門や小売部門を中心に計画されているという。アマゾンの従業員は、倉庫や傘下の高級スーパーで働くパートを含め、9月末で約154万人。コロナ前の2019年末の約80万人から倍増している。
巣ごもり需要が一服し、年末商戦に向けたアマゾンの業績見通しは市場予想を下回った。インフレ(物価上昇)による人件費や物流費の増加も重荷だ。アマゾンは今月3日、「異常な経済環境に直面している」とし、今後数か月、従業員の新規採用を停止すると発表していた。
米IT業界では、9日にメタ(旧フェイスブック)が1万1000人超の解雇を発表したほか、ツイッター社も約半数の従業員の削減に踏み切った。
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2022-11-15 01:51:00Z
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