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債券先物は下落、米金利上昇で売り優勢-日銀買い入れオペが下支え - ブルームバーグ

債券相場は先物が下落。前週末の米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが優勢となっている。一方、日本銀行が指し値オペを継続していることに加え、21日は定例の国債買い入れオペが通知されたことは相場を下支えしている。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは、日銀が定例オペで幅広いゾーンへの買い入れを実施することは相場の支えになると指摘。売り一巡後は「超長期債を中心に下げ渋る展開」とみている。超長期債は、10月末から11月初旬に日銀がオペの増額を始めたほか、生保の下期運用計画で超長期国債積み増し方針が示され、「需給を巡る過度の不安が幾分後退しているようにみえる」という。

  • 長期国債先物12月物は前週末比14銭安の149円24銭で取引を開始し、一時149円33銭まで下げ幅を縮小した
  • 新発10年債はまだ取引が成立していない
長期国債先物12月物の推移

  日銀は午前10時10分の金融調節で残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、10年超25年以下国債買い入れオペを通知した。買い入れ予定額はそれぞれ4750億円、4750億円、5500億円、2500億円。10年債のカレント3銘柄とチーペスト銘柄対象の指し値オペも通知した。

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2022-11-20 21:50:00Z
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