コロナウイルスの感染拡大で、世界は大きく変わろうとしています。政治、医療、経済……。様々なジャンルで舞台裏を追う連載「コロナの時代」。今回は、首相官邸がこの半年間、どう動いたかを追う全6回のシリーズ「官邸 非常事態」です。連載5回目は、布マスク、動画投稿など炎上を続けた政権の世論との乖離に迫ります。
店頭のマスク不足打開のため、5千万余りの全世帯へ2枚ずつ布マスクを配布する――。安倍晋三首相が4月1日に政府対策本部で突然打ち出した方針に、ネット上がざわついた。
首相はこう強調した。「私も着けていますが、この布マスクは使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、急激に拡大しているマスク需要に対応する上で、極めて有効だ」
ツイッターでは「ありがたい」との声もあったが、「エープリルフールのネタかと思った」「マスクはいらない、現金給付を」などの批判が相次いだ。
約466億円を計上し、のちに「アベノマスク」とも呼ばれるこの計画を生み出したのは、佐伯(さいき)耕三首相秘書官だった。
拡大する取材に応じる前に、マスクを外す安倍晋三首相=2020年5月18日、首相官邸、岩下毅撮影
コロナ対応をめぐり、世論とのズレを指摘され続けた安倍首相。その裏には、右腕となるべき側近との閉鎖的な関係がありました。
「布マスク作らせろ」メディア戦略支える秘書官
2月上旬、佐伯氏は出身の経済…
980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiN2h0dHBzOi8vd3d3LmFzYWhpLmNvbS9hcnRpY2xlcy9BU043SjRDWDJONzdVVEZLMDE5Lmh0bWzSATtodHRwczovL3d3dy5hc2FoaS5jb20vYW1wL2FydGljbGVzL0FTTjdKNENYMk43N1VURkswMTkuaHRtbA?oc=5
2020-07-16 20:00:00Z
CAIiELI-lFwnIMXJJBha8m4mY3EqGQgEKhAIACoHCAowu5iVCzD096oDMP_zzwY
Bagikan Berita Ini
0 Response to "世論と乖離の原因?外食控えた首相と弁当食べ続ける側近 [新型コロナウイルス] - 朝日新聞デジタル"
Post a Comment