ジャクソンホール=榊原謙
日本銀行の植田和男総裁が、米中対立などの地政学リスクによって日銀の金融政策のかじ取りが難しくなりかねないとの認識を示したことが26日、わかった。リスクを避けるため、日本企業が生産拠点を中国から他国に移しており、それが世界や日本経済にマイナスに働く恐れがあるという。
米西部ワイオミング州の景勝地で開かれている国際会議「ジャクソンホール会議」の討論会で語った。討論会は非公開だったが、参加者が明らかにした。
中国については、米国主導のサプライチェーン(供給網)の脱中国化が進んでいる。コロナ禍では、部品などの供給が滞り、他国から調達する動きが拡大。「ゼロコロナ」など、企業には逆風となる政策も打ち出された。植田氏は、こうした地政学リスクの高まりをうけ、日本企業も生産拠点を東南アジアや北米に移したり、日本に戻したりする動きが出ていると指摘したという。
日本企業が生産拠点などを日…
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2023-08-27 06:09:34Z
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