上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の449億円→520億円(前期は433億円)に15.8%上方修正し、増益率が3.6%増→19.9%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年2月期の上半期の業況は、コロナの5類感染症への移行に伴う外出機会の増加により国内需要が大きく回復し、売上利益ともに計画を大幅に上回るペースで推移しております。商品的な好調要因としては、アウトドア向けシューズの商品戦略の奏功、猛暑によるサンダル売上の伸長、アパレルの取り扱い拡大による買い回り効果などが挙げられます。また、スニーカーにおいてはGRA»続く
NDSTAGE、ABC-MART SPORTS 業態による高付加価値、高単価商品の販売増により平均単価が1割以上上昇してきていることが売上のさらなる増大につながりました。また、今年に入りインバウンド消費が回復しており、直近7月の免税売上比率は7.8%に拡大しました。中国からの旅行客の免税売上も増加基調にあります。 2021年以降、アフターコロナを見据えIT 投資戦略を加速してまいりましたが、店舗&EC 統合システムや新しいスマホアプリが完成し、収益拡大に大きく貢献しております。店頭販売とE コマースの両ビジネスにおいて、商品情報・在庫情報・ポイント・購買履歴といった情報が一元化されたことにより、実店舗においても全てのEC 在庫の販売が可能となりました。タブレット端末や店頭のタッチパネルディスプレイを用いたお客様のご自宅への直接配送サービスによる売上が伸長しております。これにより、自店在庫の欠品時の販売機会ロス削減に加え、店舗で取り扱いがない商品の提案も可能になり、新たな購買機会の創出に結びついております。さらに、従業員用スマホアプリによる在庫情報の共有化により店舗運営における業務効率が飛躍的に改善され、その結果、店舗における人時生産性が向上し、売上のさらなる拡大と人件費等の抑制につながりました。 海外におきましても、アジアでは消費が拡大しており、特に韓国においては日本と同様にインバウンド消費の回復、プロパー商品の販売が奏功しており利益貢献しております。米国においては、市況の悪化に伴い在庫背景の改善に時間がかかっておりますがE コマースやDTC の販売が順調なことから、2023年度中の回復を目指しております。 以上のことから、2024 年2月期の第2 四半期累計期間及び通期業績予想(個別及び連結)の上方修正を行っております。なお、修正予想の前提として、7月末時点において入手可能な情報を基に算定しております。
業績予想の修正
今上期【修正】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 1株配 | 発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
旧 23.03-08 | 153,900 | 23,000 | 23,500 | 16,190 | 196.15 | 85 | 23/04/12 |
新 23.03-08 | 168,600 | 29,500 | 30,500 | 20,750 | 251.4 | 85 | 23/08/21 |
修正率 | +9.6 | +28.3 | +29.8 | +28.2 | +28.2 | (%) |
今期【修正】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 1株配 | 発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
旧 2024.02 | 311,500 | 44,000 | 44,900 | 30,400 | 368.31 | 114 | 23/07/12 |
新 2024.02 | 332,200 | 50,700 | 52,000 | 35,500 | 143.37 | 114 | 23/08/21 |
修正率 | +6.6 | +15.2 | +15.8 | +16.8 | -61.1 | (%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。1株益、1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
上期業績
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 1株配 | 発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
22.03-08 | 136,191 | 19,995 | 20,501 | 13,317 | 161.4 | 85 | 22/10/12 |
予 23.03-08 | 168,600 | 29,500 | 30,500 | 20,750 | 251.4 | 85 | 23/08/21 |
前年同期比 | +23.8 | +47.5 | +48.8 | +55.8 | +55.8 | (%) |
今期【予想】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 1株配 | 発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2022.02 | 243,946 | 27,446 | 28,260 | 17,382 | 210.6 | 170 | 22/04/13 |
2023.02 | 290,077 | 42,301 | 43,360 | 30,256 | 366.6 | 170 | 23/04/12 |
予 2024.02 | 332,200 | 50,700 | 52,000 | 35,500 | 143.4 | 114 | 23/08/21 |
前期比 | +14.5 | +19.9 | +19.9 | +17.3 | -60.9 | (%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・決算期表記後の「*」は上場前の決算を示し、2018年以前に新規上場した銘柄では1株あたりの項目は株式分割などによる換算修正は行っていません。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。
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2023-08-21 06:00:00Z
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